この数年は夫婦関係に大きな山も谷も作らないように何とかできるようになりました。
(小さな山や谷は普通の夫婦としてありますけどね)
がしかし、HSPについての知識や理解が不足していることで今まで数々の失敗をしてきました。妻にとってはそれはそれは辛い事だったと思います。
今回は自分の失態を反面教師となるように(自分も見返して肝に銘じられるように)今までの失敗談を書いていこうかと思います。
ちなみに私の妻はHSS型HSE
繊細で感受性が強く人混みは苦手だが、刺激を求めるし友達と交流したいし行動は大胆、っていう感じで矛盾を抱えた気質です。
(私の個人的な体験ですので参考程度にご覧ください)
①意図が不明瞭な行動は不安でしかない
自分では「何となくやってみた」感じの行動もHSPの人は深く考え過ぎたり、何も無いのに裏の意味があるのではと疑ったりして、どうしていいか分からずに不安になったりするようです。
私 “何となく人肌恋しくてくっついてみた“
↓
妻「え、誘われてる?でもくっついてるだけで何もない……どうしたらいいの?」
私 “特に意味も無いが深い溜息をした“
↓
妻「え、何かしちゃった?私にイライラしてる?それとも退屈?どうしよう…」
私 “妻が話しを聞きながらテーブルの皿やコップを片付ける”
↓
妻「私の話しつまらない?真剣に聞いてくれてないの?」
などなど挙げたらいっぱいありますが、要するに意図をなるべく明確にすることが良いようです
②社交的だから人混みが平気と勘違い
初対面の人とのコミュニケーションが得意だったり、多人数でいると上手な調整役になれることからイベント毎や会食などに連れてっていました。でも、他人に不快感を与えないために対外的に取り繕うのが「上手い」だけで「好き」な訳じゃ無いのです。
“苦手な人だけどそっけない態度を取ったら夫に迷惑がかかるかな…“
“ここで私がイジられれば皆んな楽しめるかな?本当は嫌だけど…“
こんな風に思っていたのです。
連れ回してしまい大反省…
③良かれと思った予定変更でテンション下落
小旅行などで夫婦で決めていた予定があったりした時、天候や混雑具合で良かれと思って行き先を変えようと提案。でも妻は曇り顔。
当初の行き先に行くために陰で色々な準備を家族に知らせずに行っていたのです。完璧主義のため急な変更はそれまでの用意を台無しにするだけでなく、心の準備もすぐには整えられないです。
変更するのであれば私が事前にBプランとして提案しておくべきでした
④仕事での感情を家庭に引きずり奥様の心も引きずり込んでしまう
理不尽な仕事が舞い込んで私がヘトヘト、イライラの感情を抱えたまま帰宅。私も仕事は家に持ち込まないと決めているので表面的には平常を取り繕っていたつもりでした。
だけど、HSPさんは他人の感情に予想以上に敏感。妻が普段より私に話さないので気になって聞いてみたら
“何にイライラしてるか分からないし、私のちょっとした言葉が刺さったりしたら嫌だから大人しくしてた“
との返答。
私と一緒になって堕ちてしまってたのです。
思い起こせばまだまだあるので、続きはまた次回に…